学振研究奨励金の手取り計算、DCでも計算してみた

研究奨励金のうち後々引かれる税金とか健康保険を考えると結局いくら手元に残しておけばいいのか問題、RPDでまとめたら割りとたくさんの人が見てくださったみたいなのでもっと採用数の多いDCでも計算してみました。

計算間違ってたらごめんなさい。あくまで参考程度に。

納税額は前年の収入によって決まりますので、正確に言うとDC2年目からの額です(もしくは前年も月収14万円くらいだった人、もっというと1月〜12月の収入なので1年目は研究奨励金9か月分が収入になります)。直前まで学生で収入なかった人は1年目はあんまり税金取られませんし、もっと収入があった人はこれより多く取られます。また自治体によっても誤差があります。それに他に収入があったり、個人年金を掛けてたり、投資で儲けてたりすればまた大きく話が変わってくるのでご注意を。


・所得税にかかる計算

研究奨励金(DC or RPD/PDの学位未取得者):200,000円

研究遂行経費:200,000 ✕ 12 ✕ 30% = 720,000 円/年(60,000円/月)

給与所得控除:200,000 ✕ 70% ✕ 12 ✕ 40% = 672,000 円/年

基礎控除:380,000円/年

社会保険料控除:
 国民年金 約20万円 (国民年金第1号被保険者であれば一緒です)
 国民健康保険 約15万円(前年も同じくらいの収入として)

生命保険で数万円、ふるさと納税での控除額が約数万円
(人による。仮に合計5万円とする)

以上で計算すると
課税所得 = 200,000 ✕ 12 ー (720,000 + 672,000 + 380,000 + 340,000 + 50,000) = 238,000円
所得税は課税所得が195万円以下は5%だから 238,000 ✕ 0.05 = 11,900円/年

つまり所得税は年に 約1.2万円 納めればいいことになる。
源泉徴収で毎月2,670円(32,040円/年)引かれているから、2年目の末に確定申告すれば約2万円返ってくる…はず。


・住民税

課税対象額 = 年収240万円 ー(研究遂行経費 720,000 + 給与所得控除 672,000 + 社会保険料控除 約35万円 + 基礎控除33万円)= 約32.8万円

住民税 = 課税対象額 ✕ 10% + 数千円 ≒ 約4万円

うちの自治体では扶養一人あたり33万円の控除になるので、一人以上扶養がいれば年数千円まで減ります。自治体によって異なるので確認してください。


・国民健康保険

うちの自治体の目安表によると3割控除後の給与収入が168万円なので 15万円くらい。
ただし扶養が一人増えると3万円強くらいずつ増えていきます。自治体によって異なるので確認してください。
自治体によっては国民健康保険が20数万円のところもあるようです。うちの自治体は安い方みたい。


ということでまとめると

DCの手取りは 197,330円です(扶養なしの時)
支給額の200,000円から、2,670円が所得税の源泉徴収として毎月引かれています。

その他以下のものを自分で忘れずに振り込みましょう

住民税が 約4万円/年くらい(うちの自治体では年4回に分けて振り込みます)
国民年金 が 16,490円/月
国民健康保険が 約15万円/年くらい

もちろん生命保険や確定拠出年金、ふるさと納税は自分でどうぞ。


だから本当に手元に残るお金は月平均でだいたい

197,330 ー 16,490 ー 40,000/12 ー 150,000/12 ≒ 16.5万円 ですね。
引かれない月もありますがこれ以上は使わないように残しておいたほうが無難です。学生からDC取った人は1年目あまり引かれないので浮かれていると2年目からはこれくらい引かれるので驚かないように。
とうぜん残りの16万円から奨学金の返済や個人の生命保険、医療保険、個人型年金やふるさと納税をすることになります。

結論:使っていいお金は 16万円/月!(国民健康保険安めのうちの自治体での概算です)

忘れちゃいけないのはそのうち 6万円 は研究に使わないと後で追徴課税ということです。レシート、領収書は忘れずに保管しておきましょう。
ざっくり言うと72万円のうち使い残した額の約1割を納めなきゃいけないようです(例:30万円使い残したら3万円、高い…)

あくまで参考程度に。

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